lesson-1: 高文脈・低文脈の言語とは?
lesson-1: 高文脈・低文脈の言語とは?
日本語と比べると、英語は空気読めないのような言語です。つまり、英語はさまざまな文化圏で使われているのです。したがって、英語では、文化的背景を利用してコミュニケーションを図るのではなく、すべてを言葉で説明する必要があります。このような言語を低コンテクスト言語といいます[low-context]。一方、日本語のような言語は高コンテクスト言語言語といいます「high-context」。High-contextとLow-contextの言語的文化の違いを理解することで、明確で強力な考えや意見を英語で書きやすいになります。
高文脈は英語でhigh-contextです。
低文脈は英語でlow-contextです。
しかし、言語について、これらの言葉はうまく翻訳できない。したがて、以下の日本語のエッセーでは、文脈はContextとして書かれています。
じゃ、今日の宿題では、high-context/low-contextの言語とは? なぜ国によってhigh-context言語やlow-context言語があるのか?そして、 都島工業校生としては、low-context言語について、どのようなポイントを知っておく必要がありますか? まずは、high-contextの言語とは?
High-contextとLow-contextは文化的違いによる用語です。High-contextの言語的文化とは、個々で使用する言葉によらず、文脈に基づいた多くのコミュニケーションを文化としています。文脈が共通認識である状況下で、全てを言葉にするしなくてもお互いに理解しあえる文化です。多くのアジアの言語はHigh-contextで、日本語は最もHigh-contextの言語です。High-contextの言語的文化の国々は、思考や意見の表現方法として、言葉での表現は少なく、間接的です。High-context文化では、文脈を理解して他者を理解することが重要です。例えば, 都島工業高校生として、あなたは日本語を使い、クラスの友達やクラブ活動での先輩と後輩など、言葉で伝えなくても、それらの複雑な関係性を理解しています。日本では、クラブ活動や職場でも、先輩と後輩間のコミュニケーション方法は、文脈に基づいて行われています。High-contextな言語的文化では、文脈に基づくコミュニケーション方法が一般的です。
一方、low-context文化において、言語はより直接的です。例えば、英語は日本語よりもはるかに直接的な言語です。英語などのlow-context言語では、個人の考えや意見を説明する際、多くの言葉を使用します。英語は、意見と言葉を明確につなぎ、個人的な思考や意見を率直な方法で表現します。
明確に英語を書く方法を理解するためには、low-contextの言語を理解することが大変重要です。[例:英語でエッセーを作成、面接を受ける、英検かTOEFL受験など。]
都島工業高校生に、良いお知らせがあります。あなたはhigh-contextな文化の国で育っています。high-contextな文化の国の人々がlow-context言語学ぶほうがずっと容易です。英語話す者のようなlow-contextな言語的文化の国の人々がhigh-contextな言語的文化を理解するよりも。
しかし、なぜ国によってhigh-context言語やlow-context言語があるのか?その理由は、次のエッセイ部分で見ていきましょう。
母国語は、その国の文化を表し、国民のコミュニケーションの方法は、その国の歴史によって異なります。下の図1は「 コミュニケーションの各国分布(抜粋)」を示しています。図1の右側はhigh-context文化の国々です。日本は特にhigh-context文化です。図1の左側は、low-context文化の国々です。
・オーストラリアとアメリカは、図1のどの位置にありますか?
・日本と比較して、オーストラリアとアメリカの文化の違いは何でしょうか?
アラブ諸国とアジアの国々は、世界で最もhigh-contextの文化です。
オーストラリアと米国は比較的low-contextの文化と考えらえています。
国によってhigh-context言語とlow-context言語の違いは何でしょうか?オーストラリアとアメリカは、日本とどのような違いがありますか?
オーストラリアとアメリカの建国は、比較的新しく250年未満です。新しい国々には移民がいます。世界中の国々の人々は、オーストラリアやアメリカへやって来ました。
一方、日本やアラブ諸国は最もhigh-contextの文化です。日本やアラブ諸国は歴史的に古く、伝統的な文化があります。歴史的な背景として、high-contextの国々において、各国の全人口に占める移民は少数です。
外国人として、日本に日本人の友人と外国人の友人がいます。私が外国人の友人と話す時は、お互いいつも英語で話をします。しかし、外国人の友人は、アイルランド、アメリカ、オーストラリア、カナダ、南アフリカ、カリブ海出身です。これらの国の母国語は、英語です。しかし、これらの国の文化は非常に異なります。例えば、カリブ海諸国とニュージーランドの文化は非常に異なり、友達と私は、同じ文化的背景を共有していません。また私たちは、日本文化にある複雑な先輩と後輩の関係と同じような文化はありません。したがって、英語では、私と友人は非常に率直な話し方で話します。意見と思考は、言語で明確に表現されます。
言語だけで明確に表現することは、英語圏の友達間に限らず、私が大学生だった頃、様々な国々から来ていた教授陣との関係でも同じでした。彼らは異なる文化的背景を持っていましたが、大学生として教授と率直に英語で話し、言語だけでお互いを理解できました。
また、私は教授を名字でなく名前で呼んでいました。後に、私が教師として大学で働いていた時も、生徒から名前で(Kevin)呼ばれていました。そこには、日本のような複雑な先輩と後輩の関係性はなく、全てのコミュニケーションは文化的背景ではなく言語に基づいていました。
Low-context文化の国の歴史は、移民多さに基づいています。スイスドイツ語は、世界で最もlow-contextの文化です。例えば、私はニュージーランドで生まれ育ちましたが、両親はスイスから来ました。だから、両親の母国語はスイスドイツ語です。
ニューヨークは、世界で最も多様な都市です。ニューヨークでは、日常会話として800種類の言語が自宅で家族と話されています。ニューヨークのブルックリンでは家族の55%だけが、自宅で英語を話します。しかし、全ての民族グループが自宅以外で人と話すためには、英語を話す必要があります。彼らはすべて、異なる文化の出身ですが、英語で意思疎通します。それ故に、彼らは意思疎通のために文化的背景を使うことはできず、英単語と文章だけで意味を明確に伝えなければならなりません。
最初に、日本人が英語を話す外国人に初めて出会ったとき、「外国人はとても率直だ」と思います。日本人生徒は、留学生の率直さを自信と誤解することがよくあります。日本人生徒は、外国人は日本人より自信を持っていると思っていますが、これは必ずしもすべて本当ではありません。その違いは、英語を話す人は単によりな率直な方法で意思疎通をするということです。
あなたが、以上に学んだように、英語と日本語の文化は大きく異なります。例として、次の二つの意見の回答を見てみましょう。
この回答は、異なる文化のだれもが理解できるでしょう。言語ですべてを説明しているので、聞き手は、あなたの回答を理解するために、文化的背景を知っている必要はありません。 普段の生活でも、コミュニケーションにはハイコンテクストなものとローコンテクストなものがあるのだ、と意識することで、両方の姿勢を使いこなせるようになるのではないでしょうか。 Low context言語の方法で意見をすることは難しくありません。ただ、あなたの理由や意見を一般的から具体的へする方法で説明すればいいのです。
意見の説明には5W1Hの体系を使っています。5W1Hの言葉は内容語なので、5W1Hの言葉に強勢を置きます。5W1Hの単語は、明確な低文脈説明の基礎となるものです。 (5W1H: What, Why, Where, When, Who, and How)
まずはLow contextでメモを取りながら、構想を練る。意見は一般的な理由から最も具体的な理由までを説明します。